こんにちは、millです。
東京オリンピックから正式なオリンピック種目となったスポーツクライミング。
クライミングの神童と呼ばれている、ヤンヤ・ガンブレットさんという方をご存知でしょうか。
圧倒的な強さを誇り、これまで数々の大会に入賞している選手です。
今回は、ヤンヤ・ガンブレットさんの、
・wiki風プロフィール
・経歴
・出身国
についてご紹介いたします。
ヤンヤ・ガンブレットのwiki風プロフィール
| 名前 | ヤンヤ・ガンブレット |
| 生年月日 | 1999年3月12日 |
| 年齢 | 22歳 |
| 出身国 | スロベニア |
| 身長 | 164cm |
| 体重 | 47kg |
| 得意種目 | ボルダリング・リード |
得意種目に「ボルダリング・リード」とありますが、違いについて簡単にお伝えいたします。
垂直の壁を登る競技であるスポーツクライミング。
その中でも、以下の3つに分けられます。
・登る速さを競う「スピード」
・高さ4mの壁を時間内にいくつ登れるかを競う「ボルダリング」
・15mの壁をどこまで登れるかを競う「リード」
ヤンヤ・ガンブレット選手は、「ボルダリング・リード」を得意としています。
ヤンヤ・ガンブレットの経歴
ヤンヤ・ガンブレット選手は、ワールドカップ８勝、世界選手権６勝を誇るトップクライマーです。2014年・2015年・2016年の世界ジュニア選手権で優勝。その後も、数々の大会で優勝しています。
そんなヤンヤ・ガンブレット選手は、7歳でクライミングを始めました。幼少期の頃は、リードを得意としていました。
幼い頃からクライミングをしていたこともあり、その後、ジュニアの大会で優勝を重ね、その名を轟かせることになります。主な戦歴は以下の通りです。
| 2014年 （15歳） | IFSC 世界ユース選手権 ヌメア 2014（ユースB女子 リード）優勝 |
| 2015年 （16歳） | IFSC 世界ユース選手権 アルコ 2015（ユースA女子 ボルダリング）優勝 IFSC 世界ユース選手権 アルコ 2015（ユースA女子 リード）優勝 |
| 2016年 （17歳） | IFSC クライミング・世界選手権パリ 2016（女子 リード）優勝 IFSC 世界ユース選手権 広州 2016（ユースA女子 リード）優勝 |
| 2017年 （18歳） | IFSC クライミング・ワールドカップ (L,S) シャモニー 2017（リード）優勝 IFSC クライミング・ワールドカップ (B) ミュンヘン 2017（ボルダリング）優勝 |
| 2018年 （19歳） | IFSC クライミング・世界選手権 2018（女子 ボルダリング）優勝 IFSC クライミング・世界選手権 2018（女子 リード）2位 |
| 2019年 （20歳） | IFSC クライミング・世界選手権 2019（女子 ボルダリング）優勝 IFSC クライミング・世界選手権 2019（女子 リード）優勝 |
| 2021年 （22歳） | クライミングW杯2021（女子 リード）優勝 |
上記は抜粋したものですが、他にも優勝をしている大会があります。本当にすごいですね、圧倒的な強さです。
この動画では、ヤンヤ・ガンブレット選手が実際にクライミングしている姿を見ることができます。
観ていて思うのですが、本当に心からクライミングを楽しみながらやってるんだなと感じます。
ヤンヤ・ガンブレットの煙突への登頂
生まれ故郷のスロベニアにある、欧州で最も高いされる、トルボヴリェ石炭火力発電所の煙突に設けられた、人工では世界最長となるルートに挑戦しました。
その長さ、なんと360m。
東京タワーが333mなので、それよりも高いです。
今回、ヤンヤ・ガンブレット選手とドメン・スコフィッチ選手がマルチピッチクライミングで挑戦をしました。マルチピッチクライミングとは、ロープの長さ（50〜60m）以上のルートを、2人1組でリードフォローを繰り返し、協力しながら頂上を目指す方法です。
この煙突は、内部に階段はなく、頂上に登るための手段は外側に取り付けられたハシゴのみ。総重量2トンのホールドをハシゴしかない煙突に取り付けるという下準備から始められました。
2回トライしたのですが、最初のトライでは、スタート地点からは30mしか見えない煙突に、「スタート前は少し怖かった」と不安な様子でしたが、12時間かけ、頂上にたどり着くことができました。
その4日後に、2回目のトライをすることになります。
2回目の挑戦ということもあり、「恐怖心は前回より無くなった」とのことで、前回の挑戦より、4時間早めることができ、7時間32分で頂上に辿り着くことができました。
写真を見るだけで、どれだけ高いかがわかりますよね。このホールドを、腕の力だけで360mも登り切るには、相当な腕の力・体力が必要なのでしょうね。
まとめ
今回は、ヤンヤ・ガンブレット選手について、詳しくお伝えしていきました。
・身長：164cm
・得意種目：ボルダリング・リード
スポーツクライミングは、東京オリンピックで、2021年8月4日（水）に予選、8月6日（金）に決勝が行われます。
ヤンヤ・ガンブレット選手は金メダル候補として出場されるので、要注目ですね！
最後までお読みいただき、ありがとうございました！
それでは、また。
