近藤健介の移籍先はどこ?西武・ロッテ・オリックス?残留の可能性は?

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北海道日本ハムファイターズのアベレージヒッター、近藤健介選手。

横浜高校を経て2011年にドラフト4位で指名を受け(当時は捕手として指名)、約11年間「日ハム」一筋でプレー。

2022年11月8日に、FA権の行使を宣言しました。

今回は、気になる”移籍先”や”FA残留の可能性”について調査しましたので、お伝えいたします。

この記事では、

・近藤健介がFA権の取得・行使を宣言
・近藤健介日ハム残留の可能性は?
・近藤健介の移籍先はどこ?西武かロッテ?オリックス・ソフトバンク?
・近藤健介が「関東でプレーしたい」と発言?
・近藤健介はいつ決断?「年内には決めたい」ファンフェスにて

について、ご紹介いたします。

近藤健介がFA権の取得・行使を宣言

2011年に神奈川の名門・横浜高校からドラフト4巡目で指名を受け、北海道日本ハムファイターズへ入団した近藤健介選手。

現在は外野を守っていますが、当時のポジションはキャッチャーだったため、捕手として指名を受けました。

横浜時代は、1年からレギュラー(当時はショート)に選ばれ、その後、捕手へコンバート。3年生の夏には桐光学院との決勝戦を制し、甲子園にも出場。

甲子園終了後は、「AAAアジア野球選手権大会日本代表」に選出され、強肩を活かしチームの優勝に貢献。そして捕手としてベストナインにも選ばれました。

日ハム入団後は、不動のアベレージヒッターとして、”6年連続出塁率4割”という脅威の成績を残しています。ものすごい選球眼で、元日ハムの栗山監督は「たくさん打つより難しい。お金を払ってでも、どういう感覚なのか知りたい」と言うほどです。

引用元:https://column.sp.baseball.findfriends.jp/?pid=column_detail&id=001-20210104-40

そしてこれまで、

・ベストナイン3回(指名打者部門2018・2021、外野手部門2020)
・最高出塁率者賞3回(2019・2020・2021)

といった輝かしい経歴を持った選手でもあります。

プロ11年目で挑んだ今季は、怪我の影響で規定打席に達しなかったものの、打率・302(396打数98安打・8本塁打・41打点・66四球)という好成績でシーズンを終えました。

そして、2022年7月7日に、海外フリーエージェントを取得し、

2022年11月8日にFA権の行使を宣言しました。

近藤健介日ハム残留の可能性は?

FA権を行使した近藤健介選手ですが、

移籍しない(宣言残留)可能性はあるのでしょうか。

日ハムの新庄監督は以下のように語っていました。

「俺も(FA移籍を)した人間だから。自分の人生は自分で決めるもの。納得いくまで悩んで、結果ファイターズでまた一緒にプレーできるのであれば一緒にやりたい」

「北海道の野球ファンが近藤君とまた一緒にエスコンフィールドで戦いたいと思っているし、願っている。近ちゃんがいないファイターズは考えられないという言葉もよく聞く。それだけ愛されている選手の一人なんだなとつくづく思う」

近藤選手が残留してまた一緒にプレーをしたい、という気持ちもありつつ、選手自身の権利なので、近藤選手の決断を尊重するようなコメントを残していました。

そして、稲葉GMは以下のように語っています。

「それだけの選手ということはこちらも理解しています。できる限り、我々の交渉はしっかりと続けていきたいと思います。残ることを信じています。僕もFAでファイターズに来た身。いろんな選択肢がある。将来的なことを考えて決めるので、たくさん悩むと思う。でも、ファイターズとしては全力で残ってほしいという思いはあります」

球団側は、条件提示などを含めて残留交渉を進めていく意向を示しています。

2022年にFA資格を取得した選手109名のうち、宣言したのは8名で、国内FA宣言選手が5名、海外FA宣言選手が3名です。

FA権を行使した選手の中でも、一番遅く行使を宣言したのが近藤選手です。

選手名行使日
千賀滉大10月31日
森友哉11月1日
嶺井博希11月3日
伏見寅威11月7日
近藤健介11月8日

11月9日がFA行使の締め切りとなっていたのですが、近藤健介選手は「時が来たら話します」とFA取得したものの、締め切り前日に行使発表しました。

近藤選手は、行使について以下のようにコメントしています。

「ファイターズからは温かいお言葉を幾度となくかけていただき、ありがたいオファーも提示していただきました。レギュラーシーズンが終わり、侍ジャパンに向けて集中する中で、もっと考える時間と材料が必要だと判断し、この決断に至りました」

約1カ月間で日本ハムとは残留交渉も重ねた末に、FA行使をした近藤健介選手ですが、

「素直に他の球団が評価してくれていることも気になる」

「もちろんファイターズには愛着がありますし…」

という発言もあるので、今後の他球団との交渉次第では、残留の可能性はゼロではないかと思います。争奪戦必須の選手だけに、球団側は引き続き懸命な残留交渉が行うのではないでしょうか。

一方の近藤選手の本心が気になるところですが、

過去のデータで、10年間でFA権を行使した選手76名のうち、

・移籍した選手:62名
・残留した選手:14名

という結果が出ています。

割合で見ると、「18.4%」の選手が残留を選択しているという結果となっています。

なので、必ずしも「FA権行使=移籍」というわけではありません。

引用元:http://fighters-kingdom.blog.jp/archives/38393705.html

やはり長年所属していた球団だけに、FA権を取得した選手も、悩んだ末に思い入れのある球団での残留を選択することもある、ということなのかもしれません。

日ハムは来年から新球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」がホームグラウンドとなりますが、近藤選手は2019年に3年契約を結んだ際に、「新球場でプレーをしたい」と言っていました。

また、日ハムの同期である松本選手・上沢選手とも仲が良いこともあるので、色々と悩んでいるところではないでしょうか。

球団側は近藤健介選手の残留に向けて交渉を進めるとのことなので、

残留は交渉次第で結果がどうなるか、というところかと思われます。

"来季は優勝を目指す"と宣言しているファイターズにとって、高い打率を誇る近藤選手の存在は欠かせません

近藤健介選手がどのような決断をするか、注目が集まります。

近藤健介の移籍先はどこ?西武かロッテ?オリックス・ソフトバンク?

FA権行使を宣言した「近藤健介」選手。

新庄監督が今シーズン「優勝を目指さない」と言った際に、「僕は勝ちたい」と言っていたのが印象に残っています。

”勝ち”を目指したいという気持ちが強ければ、優勝できる可能性の高いチームに移籍をするという選択肢も自然に生まれるかと思います。

もし、近藤選手が移籍することとなった場合に、獲得を噂されている球団について調査しました。

現時点(2022年11月17日)では、日ハムの残留交渉含め、西武・ロッテ・オリックス・ソフトバンクの5球団が交渉に乗り出す見込みです。

近藤健介のFA移籍先候補①「西武」

近藤健介選手の移籍先として、「西武」なのでは?という予想が出ています。

提示条件
「6年総額24億円」

近藤健介選手のFA移籍先候補として多く挙がっているのが、「西武」です。

近藤選手は、大の西武ファンであることと、西武の選手と仲が良く、監督・コーチともよく話している姿を見かけました。

先日の侍ジャパンの練習試合の際も、同じメンバーの西武・源田選手と笑顔で話している姿が見られました。

また、西武は山賊打線を担っていた「森友哉」選手もFA行使を宣言しており、オリックス濃厚との話も出ているので、打てるバッターを補強する意味でも近藤選手は欲しいところかと思います。

近藤選手はバッティングが魅力的な選手なので、「外野手」だけでなく「DH」としても視野に入れている可能性もあるかもしれませんね。

近藤健介のFA移籍先候補②「ロッテ」

近藤健介選手の移籍先として、「ロッテ」が獲得するのでは?という予想も出ています。

提示条件
「契約期間・金額未公表(2022年11月17時点)」

西武同様に、「ロッテ」も移籍先の候補として声が挙がっています。

近藤健介選手は「千葉市出身」で、小学生時代の2005年には、マリーンズジュニアでプレーしていました。将来的なことも考えて、可能性もあるのではと思われます。

ロッテの今季は、得点力不足が悩みどころでしたので、6年連続で出塁率4割を超えるアベレージヒッターである近藤選手は喉から手が出るほど欲しい存在ではないでしょうか。

近藤健介のFA移籍先候補③「オリックス」

近藤選手の移籍先として、「オリックス」が獲得するのでは?という声も出ています。

提示条件
「4年総額18億円」

オリックスは、2年連続でパリーグ優勝のチームです。優勝を目指している近藤選手であれば、選択肢としてはあるのではないでしょうか。

オリックスは主砲の吉田正尚選手がポスティングシステムを利用したメジャー移籍を承認しました。

その大きな穴を埋められる近藤選手の獲得に向けて交渉を進めていますので、可能性はゼロではないかと思います。

近藤健介のFA移籍先候補④「ソフトバンク」

近藤選手の移籍先として、「ソフトバンク」が獲得するのでは?という声も出ています。

提示条件
「6年総額30億円」

選手層の厚いソフトバンクですが、藤本監督自ら電話交渉をしたとのこと。

「出塁率が通算4割を超えている。(打順は)やっぱり1番ですね。1から5番まで打てる。絶対に来てほしいです」

とのことで、ぜひ来てもらいたいと熱望していました。

また、近藤選手と同じ技巧派のソフトバンクの長谷川打撃コーチも同席し、近藤選手と交渉を行ったそうです。

優勝を目指している近藤選手であれば、”常勝軍団”であるソフトバンクも、選択肢としてはあるのではないでしょうか。

近藤健介が「関東でプレーしたい」と発言?

2022年11月17日に、近藤健介選手から「関東でプレーしたい」という発言があったことが発表されました。

真偽は定かではないですが、家族が千葉に住んでいることを踏まえての発言である可能性が高いのかもしれません。もし本当であれば、「西武・ロッテ」可能性が高くなりますね。

▼2022年11月22日追記

あるメディアにて「西武決断」という記事も出ていましたが、その翌日にソフトバンクと交渉をしています。

既に決定しているのであれば、以降に他球団とは交渉しないでしょうし、直前まで悩んでいるのかもしれません。

11月23日の日ハムファン感謝祭に近藤選手は参加予定ですが、その際に何か発表があるのでしょうか。

近藤健介はいつ決断?「年内には決めたい」ファンフェスにて

2022年11月23日、札幌ドームで行われた「ファンフェスティバル2022」に近藤健介さんが参加し、現在の思いを明かしました。

「年内には決めたいですけど、本当に(人生の)分岐点というか、今後野球をするにあたってその決断で大きく変わってくるので。しっかり悩んで、すんなり決められた時に決めたい」

引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/d651b2e60bca16d78cb74974f1b645dadd93e833

日ハム含め、西武・ロッテ・ソフトバンク・オリックスの5球団との交渉を進めていて、「まだフラットにお話を聞いている段階」とのこと。

また、

「野球選手である以上、優勝したいですし、その中のピースとしてグラウンド上に立っていたい」

と、前と変わらず優勝したいという気持ちは強いことも明かしていて、

日ハムに関しては、

「この4年間は自分の実力不足もありますし、中心選手として優勝争いできるような活躍をしないといけなかったというのも事実。そこも考えながら決断したいなと思います」

引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/d651b2e60bca16d78cb74974f1b645dadd93e833

とコメント。

日ハムファンフェスで、新庄監督が新球場エスコンフィールドへサプライズで登場した際に、

「今季はトライアウト、来年は3位、再来年に優勝」といったプランを当初考えていたそうなのですが、

選手達の成長を見たら気持ちが変わり、

「来年優勝」を目標に、勝てるチームではなく、”勝ち続けるチーム”を目指すとのことでした。

日ハムの来年の方針も聞いた上で、更に悩むことと思います。

いずれにしても、近藤選手には後悔ないよう、自身が納得の行く決断をして欲しいですね!

まとめ

この記事では、

・近藤健介がFA権の取得・行使を宣言
・近藤健介日ハム残留の可能性は?
・近藤健介の移籍先はどこ?西武かロッテ?オリックス・ソフトバンク?
・近藤健介が「関東でプレーしたい」と発言?
・近藤健介はいつ決断?「年内には決めたい」ファンフェスにて

について、ご紹介いたしました。

来期優勝を目指す日ハムとしても手放したくない選手なので、残留に向けて交渉をしている最中かと思われます。

FA行使により複数球団がすぐ獲得に動いていますが、今後の動向に注目が集まります。

どのような選択であれ、近藤選手の今後の活躍を応援したいですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また。

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