山川穂高の移籍先はどこ?中日・ソフトバンク?西武残留の可能性は?

※この記事にはプロモーションが含まれています。

西武ライオンズのホームランバッター、山川穂高選手。

中部商高・富士大を経て2013年にドラフト2位で指名を受け、約10年間「西武」一筋でプレー。

2023年11月14日に、FA権の行使を宣言しました。

今回は、気になる山川穂高選手の”移籍先”や”FA残留の可能性”について調査しましたので、お伝えいたします。

この記事では、

・山川穂高がFA権の取得・行使を宣言
・山川穂高日ハム残留の可能性は?
・山川穂高の移籍先はどこ?中日?ソフトバンク?

について、ご紹介いたします。

山川穂高がFA権の取得・行使を宣言

2013年に中部商高・富士大を経て、ドラフト2巡目で指名を受け、西武ライオンズへ入団した山川穂高選手。

1年目の2014年6月に横浜戦でプロ初ヒットを放つと、2016年には14本塁(49試合出場)、2017年には23本塁打(78試合出場)と、持ち前の長打力で頭角を表します。

翌年の2018年には、西武ライオンズの4番打者として143試合に出場、「47本塁打」を放ち、見事ホームラン王に輝きました。

その年には西武ライオンズの山賊打線として、「秋山翔吾、浅村栄斗、山川穂高、中村剛也、森友哉、栗山巧」といったクリーンナップで見事リーグ優勝しました。

その後、2022年にも41本塁打を放つ活躍で、翌年のWBC日本代表に選出されました。メキシコ戦での犠打を放ちチームに貴重な1点をもたらしました。

引用元:https://baseballking.jp/ns/column/322986

そしてこれまでタイトルとしては、

・本塁打王3回(2018・2019・2022)
・ベストナイン賞3回(2018・2019・2022)
・最多打点(2022)
・MVP(2018)

といった輝かしい経歴を持った選手でもあります。

今季は、球団側から「総合的に判断してコンディション的に抹消」との発表があり、わずか17試合の出場となりました。

そして、2023年11月14日にFA権の行使を宣言しました。

山川穂高西武残留の可能性は?

FA権を行使した山川穂高選手ですが、

移籍しない(宣言残留)可能性はあるのでしょうか。

西武ライオンズの渡辺GMは、単年契約を提示した上で、

「あとは山川の代理人からの連絡を待っている。(今後も)そのままの条件」

と説明していました。

山川選手はFA権を行使したものの、

球団側は提示した条件は変えず、あとは連絡を待つ意向を示しています。

2022年にFA資格を取得した選手のうち、FA宣言をした選手は以下の7名です。

所属選手氏名ポジション
オリックス山崎福也投手
西武平井克典投手
西武山川穂高内野手
ロッテ田村龍弘捕手
楽天松井裕樹投手
広島西川龍馬外野手
DeNA石田健大投手

FA権を行使した選手の中でも、一番遅く行使を宣言したのが山川穂高選手です。

11月14日がFA行使の締め切りとなっていたのですが、山川穂高選手は悩んだ末に行使を発表しました。

山川選手は、行使について以下のようにコメントしています。

この度、私が取得させて頂いたFA権の行使について、皆様にお伝えさせて頂きます。結論を先に申し上げますと、今回、FA宣言をさせて頂くことを決断致しました。

皆様に多大なる不快な気持ち、不信感を生んでしまった一連の出来事を通じて、ただ野球をするということだけではなく、関係する全てのことを、自分ひとりで考え、また、家族と考えさせて頂きました。野球から離れることだけではなく、社会から離れることまでも考えました。

それでも、私の心から消えずに残り続けたことは、野球がやりたい、野球をさせて頂きたいという答えでした。プロ野球選手として恥ずべきことですが、ここまでの気持ちになったのは、これまでの野球人生で初めてのことです。

この私の意志を受け入れて頂けることがあるならば、ライオンズに居続けることが、ファンの皆様、球団の皆様に対する感謝の形、謝罪の形、誠意であるということも考えています。同時に、FA宣言が持つ、選手の権利として定められた制度という理解を超え、これまで聞くことがなかった声をお聞かせ頂くことで、自分自身を戒めることとなるのではないかとも考えました。

FA宣言により西武ライオンズ以外の球団の考えを聞いた上で、残留か移籍の判断をさせて頂くことは、新たな野球人生へと歩ませて頂きたいという、私の一方的な願い、自分本位な意思のように聞こえてしまうであろうことも、重々承知しております。それでも、私が宣言させて頂くことで、何より、私自身のこれからの野球人生に対して、重い責任を持ち続けることの覚悟であることを、どうか少しでもご理解いただけたら幸いです。

結びになりますが、ご伝達が遅れましたことにつきまして、誠に申し訳ございませんでした。お待ちいただき、また、ご心配いただきましたこと、心より感謝申し上げます。

球団側とも残留交渉も重ねた末に、FA行使をした山川穂高選手ですが、

「ライオンズに居続けることが、ファンの皆様、球団の皆様に対する感謝の形、謝罪の形、誠意であるということも考えています。」

「FA宣言により西武ライオンズ以外の球団の考えを聞いた上で、残留か移籍の判断をさせて頂くことは、新たな野球人生へと歩ませて頂きたいという(以下略)」

という発言もあるので、今後の他球団との交渉次第では、残留の可能性はゼロではないかと思います。長打力が魅力の選手だけに、球団側は引き続き懸命な残留交渉が行うのではないでしょうか。

引用元:https://www.jiji.com/jc/article?k=2023032500421&g=spo

一方の山川選手の本心が気になるところですが、

過去のデータで、10年間でFA権を行使した選手76名のうち、

・移籍した選手:62名
・残留した選手:14名

という結果が出ています。

割合で見ると、「18.4%」の選手が残留を選択しているという結果となっています。

なので、必ずしも「FA権行使=移籍」というわけではありません。

引用元:https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/517508

やはり長年所属していた球団だけに、FA権を取得した選手も、悩んだ末に思い入れのある球団での残留を選択することもある、ということなのかもしれません。

球団側は山川選手の残留については「連絡を待つ」とのことなので、

今後については、山川選手の他球団との交渉次第で結果がどうなるか、というところかと思われます。

昨年は森選手がオリックスに移籍したこともあり、5位に終わったライオンズにとって、高い長打力を誇る山川選手の存在は欠かせません

山川穂高選手がどのような決断をするか、注目が集まります。

山川穂高の移籍先はどこ?中日?ソフトバンク?

FA権行使を宣言した「山川穂高」選手。

もし、山川穂高選手が移籍することとなった場合に、獲得を噂されている球団について調査しました。

現時点(2023年11月16日)では、中日・ソフトバンクの2球団が交渉に乗り出す見込みです。

山川穂高のFA移籍先候補①「中日」

山川穂高選手の移籍先として、「中日」なのでは?という予想が出ています。

山川穂高選手のFA移籍先候補として多く挙がっているのが、「中日ドラゴンズ」です。

実際に、球団側が山川選手の獲得に向けて、調査を進めているようです。

中日は高橋宏人投手・柳投手・小笠原投手がいてリーグ防御率2位であるものの、試合平均得点が「2点」と、打力に乏しいチーム事情があります。

現役ドラフトで獲得した細川選手が大活躍したものの、ビシエド・アキーノなどの外国人選手が不振に終わったこともありますが、

山川選手のようなホームランバッターは喉から手が出るほど欲しいのではないでしょうか。

中日は巨人を戦力外となった中島宏之選手の獲得を発表しました。

仮に獲得するなれば、ファースト中島・サード山川、もしくはその逆か、代打といった起用方法となりそうですね。

また、中日は巨人を自由契約となった中田翔選手の獲得に向けての調査も進めているとのことですので、そのあたりの動向も気になるところです。

山川穂高のFA移籍先候補②「ソフトバンク」

山川穂高選手の移籍先として、「ソフトバンク」が獲得するのでは?という声も出ています。

提示条件
「4年総額12億円」

選手層の厚いソフトバンクですが、右の長打が打てるバッターが欲しいというポイントに山川選手は当てはまっていますね。

小久保新監督は、同じくFA行使をした山崎投手と山川選手に対し、

「山崎投手は左の貴重な先発ですし、山川選手については日本を代表する右打者であると。コンディションの確認もありますし、あとはもろもろのことについて、しっかり調査しないといけないというふうに思っています」と説明。指揮官は「選手の能力としてはそりゃあ2人とも高いものがありますよね。選手の評価としては高い」

引用元:https://hochi.news/articles/20231115-OHT1T51130.html?page=1

とコメントしていました。

ソフトバンクは、昨年優勝を目指し日ハムからFA宣言した近藤健介選手を7年50億で獲得しました。

結果は3位となりましたが、来年こそ優勝を目指す”常勝軍団”であるソフトバンクも、選択肢としてはあるのではないでしょうか。

まとめ

この記事では、

・山川穂高がFA権の取得・行使を宣言
・山川穂高日ハム残留の可能性は?
・山川穂高の移籍先はどこ?中日?ソフトバンク?

について、ご紹介いたしました。

昨季5位に終わり、来季こそ優勝を目指す西武ライオンズとしても手放したくない選手かと思われますが、他球団との交渉でどのような動きになるか、注目が集まります。

選択によっては苦難の道になる可能性があるかもしれませんが、山川穂高選手の今後の活躍を応援したいですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また。

おすすめの記事