【クロアチア】名前に”チッチ”が多いのはなぜ?意味や理由を調査!

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クロアチアの人は「チッチ」という名前の方が多いことをご存知でしょうか。

サッカーワールドカップの決勝トーナメントの対戦相手のクロアチアの選手を見ても、モドリッチ・コバチッチなど、殆どが「●●チッチ」という名前です。

なぜ「チッチ」という人が多いのか気になったので、調査しました。

この記事では、

・【クロアチア】名前に”チッチ”が多い!
・【クロアチア】”チッチ”が多いのはなぜ?意味や理由は?

について、ご紹介いたします。


【クロアチア】名前に”チッチ”が多い!

クロアチア人は、名前の後ろに「チッチ」と付く人が多いです。

2022年サッカーワールドカップの決勝トーナメントの初戦で、日本と対戦するクロアチア選手の名前を見ても、その多さがわかります。

以下が、クロアチア代表のメンバーです。

ポジション名前生年月日
監督ズラトコ・ダリッチ1966/10/26
GK1 ドミニク・リヴァコヴィッチ1995/1/9
GK12 イヴォ・グルヴィッチ1996/1/18
GK23 イヴィツァ・イヴシッチ1995/2/1
DF2 ヨシプ・スタニシッチ2000/4/2
DF3 ボルナ・バリシッチ1992/11/10
DF5 マルティン・エルリッチ1998/1/24
DF6 デヤン・ロヴレン1989/7/5
DF19 ボルナ・ソサ1998/1/21
DF20 ヨシュコ・グヴァルディオル2002/1/23
DF21 ドマゴイ・ヴィダ1989/4/29
DF22 ヨシプ・ユラノヴィッチ1995/8/16
DF24 ヨシプ・シュタロ2000/2/28
MF7 ロヴロ・マイェル1998/1/17
MF8 マテオ・コヴァチッチ1994/5/6
MF10 ルカ・モドリッチ1985/9/9
MF11 マルセロ・ブロゾヴィッチ1992/11/16
MF13 ニコラ・ヴラシッチ1997/10/4
MF15 マリオ・パシャリッチ1995/2/9
MF25 ルカ・スチッチ2002/9/8
MF26 クリスティヤン・ヤキッチ1997/5/14
FW4 イヴァン・ペリシッチ1989/2/2
FW9 アンドレイ・クラマリッチ1991/6/19
FW14 マルコ・リヴァヤ1993/8/26
FW16 ブルノ・ペトコヴィッチ1994/9/16
FW17 アンテ・ブディミル1991/7/22
FW18 ミスラヴ・オルシッチ1992/12/29

メンバー26人中、「ッチ」が付く選手は18名でした。

69%の割合で「ッチ」であることから、その多さがわかります。

ちなみに、クロアチア監督も「ズラトコ・ダリッチ監督」です。

解説の方が「●●ッチがボールを取る」と解説するたびに、どの選手かがわからないという方が続出していましたね。

これだけ似た名前の方が多く、よく間違わずに解説できるな〜と関心しながら試合を見ていました。

【クロアチア】”チッチ”が多いのはなぜ?意味や理由は?

それでは、「チッチ」が多いのはなぜか?気になる意味や理由についてお伝えいたします。

「チッチ」は、

「スラブ系諸国で名前を付ける際に広く使用されている」のだそうです。

そのため、スラブ系のクロアチアでは多い苗字なのですね。

そして、

「●●の息子」という意味があります。

欧州では、元々名字が無い時代は「●●さんの息子」と名前を名乗ることが多かったそうなのですが、

名字の制度が出来た時にそのまま名字としていたそうです。

「●●ッチ」という名前が多い理由は、こういった背景があることがわかりました。

アイスランドの「ソン」も「息子」という意味で、北欧のノルウェーなどに多い「セン」も同じ意味です。

ちなみに、「●●ッチ」には「若い●●」・「小さい●●」といった意味もあるそうですよ!

まとめ

この記事では、

・【クロアチア】名前に”チッチ”が多い!
・【クロアチア】”チッチ”が多いのはなぜ?意味や理由は?

について、ご紹介いたしました。

・欧州では元々名字が無い時代は「●●さんの息子」と名前を名乗ることが多かった
・「●●ッチ」は「●●さんの息子」という意味
・名字の制度が出来た時にそのまま名字としていた

こういった理由から●●ッチという名前が多いことがわかりました。

ワールドカップは様々な国の選手が出場するので、こういったところからその国の背景を調べてみてもおもしろいかもしれませんね。

「サッカー日本代表チップス2022」はこちらから


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また。

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